専業になる前に必要なこと
にとばつです!
先日のライブ中に話した議題
「いくら(お金が)あればトレーダーになれるか?」
この質問って結構深い話ができそうな気がしたので脳内書き起こしてみます。
専業になるためには、本当に金銭面だけでいいのだろうか?
ほかに必要なものもあるんじゃないか?・・・と。
低資金ほど専業になるハードルが上がる
僕の感覚値ですが、現在の高ボラ相場なら秒スキャで1日に20Pips取ることは可能。40Pipsは難しい。逆に10pips程度なら難しくありません。
資金30万円の場合
5Lot x 10pips x 20日間=10万円
資金130万円の場合
20Lot x 10pips x 20日間= 40万円
見てわかる通り、最低でも20Lot=130万円程度ないとサラリーマンで働くほうが稼げてしまいます。この損益分岐点を超えていない金額で専業になろうとするのは、無茶をしている状態です。
逆に資金がたくさんあれば、無理せず数Pipsを取るだけで事足りてしまいます。
実は、レジェンド級トレーダ―たちは「枚数」を同時に打って、勝率の高いところで戦っています。1日でほんの数Pipsあれば十分。だから簡単には引退しないんです💣
専業になるメリット
仕事早く辞めたい…楽したい…と思うのはよくわかります。。。
ですが…ロジカルに考えた場合、専業になるメリットとは何でしょうか?
専業になると「これをやるしか稼ぐ道がないぞ!」と、必然とチャートに向かう時間が長くなります。
この「FXに捧げる真剣な時間を増やせる」ことは大きなメリットです。人を変えるには環境を変えろとよく言いますが、まさにこのことです。
兼業だとどうしても自由時間が決まっているため、全てをFXの時間に捧げるのが難しい。収入が別途あるため、真剣度合いが低くなりがちです。経験値の獲得効率で考えると、専業のほうが圧倒的に高いです。
まずは覚悟を決めてしまおう
僕、にとばつが専業になる前に一番最初にしたことがあります
それは”覚悟を決めること”です。
FXをやろうとすると、本当に勝てるようになるか?とか、負けたらどうしよう。とか、色々な不安が出てきて堂々巡りで疲れてしまいます。
僕は専業になる前にすべてを捨てて自分に誓いました。
「FXで全力を出す。もう迷うことを辞めよう。」
FXのために資金や時間を使うこと、失敗したとしても全力を出して失敗したなら褒めてあげよう。そんな風に考えるようになったら、憑き物が落ちたかのように肩が軽くなったのを覚えています。
「そうか、もう前だけを見ればいいのか」
覚悟を決めてからは、兼業中もかなりの時間FXに割くようになりました。貯金もどんどんしました。自分でできることを毎日考えて、実行していくターンになり、トレーダーとして必要なスキルがどんどん磨かれるのを毎日感じていました。
専業トレーダーになるってこと
最後は精神論になっちゃいましたが、専業トレーダーになるってことは、その道のプロになるってことです。野球選手でいえばイチローや大谷選手のようにストイックに相場と戦っていきます。決してバットを振るだけではなく、生活全てをFXに注ぐつもりで努力して初めて戦場で戦えるトレーダーになります。
いつも口酸っぱく言っていますが、チャート上でローソク足をこねくり回しているだけがトレーダーではありません。9割負けちゃう世界だから、この道に進む覚悟や準備ができてからトレーダーの道に進んでほしいです。後悔しないためにもね!(ゝω・)