専業トレーダーがガチで語る各証券会社の特徴2024年9月改訂版
こんにちは、にとばつです。
前回の記事でおすすめFX業者No.1と2を紹介しました。
今回の記事では、忖度なしで各FX業者の特徴を紹介したいと思います。
口座は「早く開設すること」=「凍結を防ぐこと」に繋がる可能性があります。
使う予定がないとしても早い段階で口座を開けておくことで突発的なチャンスをこぼしません。(ガチで)
記事が参考になった方、以下のリンクから口座開設よろしくおねがいします!
おすすめ度ランキング
おすすめ度 | 証券会社 |
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★★★★★ 必ず開設すべきメイン口座 | DMM FX GMOクリック証券 |
★★★★☆ メイン口座が使えない場合はここ | FXTF ヒロセ通商 JFX (カバー先がヒロセ) LINE証券 |
★★★☆☆ 上級者のメイン口座、開設しておくべき | SBI FXTRADE 楽天FX 外為どっとコム |
★★☆☆☆ そのまま使うのは難しいが無いよりマシ | セントラル短資 みんなのFX 外貨ex (元YJFX) |
★☆☆☆☆ 使い方次第 上級者のさらに上で本領発揮か? | サクソバンク OANDA Japan 松井証券 Think Trader |
☆☆☆☆☆ 国内認可、スプが高くてなかなか使えない トレーダーからの情報が少ない等 | 外為ジャパン 外為ファイネスト 外為オンライン IG証券 インヴァスト証券 ひまわり証券 アイネット証券 フィリップ証券 マネーパートナーズ マネースクウェアジャパン auカブコム証券 FXブロードネット ARENA-FX FOREX.COM DUKASCOPY AVATRADE フジトミ証券 |
各業者の特徴
DMM FX
国内最強のFX取引所。スプレッドは0.2で最小クラス且つ滑りも少ない。ドル円であっても取引1Lotにつき1円分の現金変換可能なポイントがつくため、実質スプレッドは0.19。指標などのボラティリティが高いときであっても、他業者と比べてスプレッドが狭くしっかり約定する傾向。ビットコイン流出をきっかけに、急激にスプレッド状況が悪くなり、DMM時代の終焉か?と思われたが、1日5000Lot制限を始めてからは、スプレッドが安定してきた。最近は短期売買の監視が厳しくなってきている印象。ひとつ難点があるとすれば即時出金できず、15時までの出金で翌営業日出金になること。専業トレーダーでDMMFX口座を開かないという選択肢は考えられない。
(スキャルピングは禁止行為に入ってます)
GMOクリック証券
DMMに継ぐ2番目のFX取引所。スプレッドは基本0.2で安定しており、DMMFX同様に約定やスプレッドなど目に見えるコストは最強クラス。一時DMMの状況が悪かった時には最も優秀だと言われ続けていた。スマホのスピード注文が最も行いやすい業者。1秒おきのレート更新が一般的だがGMOのアプリではレートがリアルタイムレートに反映されるので、外出先でどうしても取引したい時などにスマホだけでもトレードがしやすい。GMOあおぞら銀行の口座を持っていることで即時出金が可能となるため、資金移動がしやすい。ただし、2022年の大相場をきっかけに改悪が続いている。主な改悪点は1日あたりの取引量が5000Lotに制限されてしまい、エントリーできなくなることが多くなった。また短期取引においては口座凍結の報告の頻度が増えている。枚数制限が最大のネックであるが、専業トレーダーならこちらの口座も必ず開設するべき取引業者。
(スキャルピングは禁止行為に入ってます)
FXTF
ドル円スプレッド0.1、約定力、指標時のスプレッドの安定性でDMMFXを超える、裏の最強業者。しかし取引ツールが使いにくく、また短期売買に対する監視が最も厳しい業者。新規建てから30秒以上経たずに決済というトレードを数回行ったり、短時間のうちに大きな利益が出ると警告が出て凍結となる場合がある。とても良い業者ではあるが、凍結基準に触れないという確信がもてないトレードをしている場合は開設後に使わずに温存したり、指標時に最も良いレートを提示していることがあるため、ここぞという時に使うなど工夫して使うとよい。
(スキャルピングは禁止行為に入ってます)
JFX / ヒロセ通商
DMMやGMOの口座で開設拒否や凍結された場合、次に行き付くメイン口座。
上記2業者は取引ツールやサーバー側が共通(JFXのHPにはヒロセがカバー先であると記載)であるため、顧客側から見ると全く同じ業者。約定速度がDMMやFXTFよりも早い。スプレッドも比較的安定しているが、ここぞというときに厳しいスプレッドを提示してくる場面が増えてきた。会社は大々的にスキャルピング可を謳っているが、他の業者と同じく裁量スキャルピングでも普通に凍結してしまうので注意。JFXとヒロセ通商の同時打ちをすると監視されているのでシステムトレードとみなされ凍結される可能性あり。どちらか片方の口座が凍結するだけでどちらの業者も凍結する。2社には差がないため、キャンペーンなどで選んで開設するとよい。
(スキャルピングは禁止事項に入っていません)
LINEFX
ツールの使い勝手、約定力、スプレッド共にDMMFXやGMOの次に優秀。しかし短期売買に対しての監視が厳しく、数万円~200万円以上の利益を取っている場合は特に口座凍結のリスクに晒される。また1日に2000Lotまでという枚数制限もあるため、LINEFXだけで専業トレーダーになるのは難しい。あくまでも優秀なサブ取引業者として使用することをオススメする。
FXプライムbyGMO
ドル円スプレッドが0.1、約定力も悪くないが、一度にエントリーできる枚数が10Lotまでであり、専業からすると物足りないサブ業者。1日の上限枚数も500Lotまでとなっており、メイン口座にすることは難しい。LINEFX同様に練習用、または同時にエントリーしたい場合のサブとして使うとよい。GMO傘下であるため、GMOクリック証券が凍結してしまうような人は同時にエントリーした場合に凍結基準が似ている可能性があるため注意。
過去にあった業者だが経営統合のため消滅した。
楽天証券FX
証券口座国内最大手だが、FXは少し貧弱。取引量の少ない朝やボラティリティの高い時間にはスプレッドが開く傾向があり、滑りも頻発する。注文がもっさりしていて、短期売買の難易度が高めになるため、口座凍結された人たちがたどり着く業者でもある。1日あたりの取引量制限がなく、1エントリーで200Lotを打てる数少ない業者。ここぞというときに大Lotを打てるので、上級者が使っていることが多い。楽天銀行との連携もあり即時出金が可能で入出金は便利。
(スキャルピングは禁止事項に入ってます)
SBI FXTRADE
超上級者向け口座。通常スプレッドは0.18だが、本当の顔は極悪スプレッド+極悪な滑りがある。ほかの口座で短期売買を極めた者でもSBIでは勝てないという声を多数聞くほど。その極悪さゆえに、口座凍結される人が少なく、専業短期トレーダーの最後の砦となっていることが多い。だが悪いことだけではなく、1日の取引量制限なし、1shotで最大500枚を打つことが可能というメリットもある。難しいトレードを500Lotで打ち勝てる人のみが使いこなせる口座。億トレーダーになると収支の大部分をSBIFXっていることもあるため、トレードレベルが高くなったときに使おう。
外為どっとこむ
楽天、SBIと同レベルの滑り、スプレッド条件。だが真骨頂は取引ツールにある。毎月ある程度の取引量を突破するとツール上で「赤文字ニュース」という機能をしようできるようになる。この赤文字ニュースはロイターのプロ仕様とほぼ変わらないため、世界中のトレーダーが得る最速レベルの情報をGETできる数少ない道。赤文字ニュースを注視することでヘッドラインをいち早く察知して危機から逃れたり、大きな利益をとっているトレーダーも多い。
OANDA Japan
ドル円通常スプレッドは0.4となっており短期売買には不向き。約定力や滑りは楽天、SBIなどよりは良いがDMMなどよりは劣る。こちらの口座も真骨頂は取引ツールにある。OANDAでは世界中のトレーダーが愛用しているMT4,MT5を使用することができるため、カスタムインジケーターやEAを導入したい人は国内でこの口座を開く場合が一般的。また、月間の取引量に応じて、OANDA内のオープンオーダーを5分置き更新で確認することができるようになる。オープンオーダーとは、どこの値段帯に指値や逆指値が集中しているかが可視化される機能のことで、これを使ったトレード手法も存在する。
セントラル短資
ドル円スプ0.2だが、顧客が少ないのか流動性が少ない場面ではスプレッドが開いている場合が多い。約定力は悪くないが、短期売買への監視が厳しいため、利益を上げられるトレーダーは凍結対象となる可能性が高いので、使い方を考えなければならない。
Think Trader
サブスク型のFX業者。スプレッド0が目を引くが、スピード発注スピード決済がないため非常に使い勝手が悪い。利用しているプロが少ないため凍結情報などが少ないため未知数の口座。口座を開いているだけで月額料金がかかってしまうため、レベルがあがったらチャレンジするとよい
外貨ex
元YJFX。Yahoo傘下だったが現在はGMO傘下になっている。ツールの使い勝手が悪くスプレッドや滑りもあまりよくなく、短期売買では勝っていなくても凍結される可能性が高いためメイン口座にするのは難しい。スプレッドは0.2だが深夜になると0.4になる。エントリー時や決済時にもっさり感があり、SBIと同様反映まで時間が掛かる。スキャルピング監視が厳しいという噂もあるので、他の口座を優先しても良さそう。
みんなのFX
元トレイダーズ証券。注文パネルの見た目がほぼDMMで、ツールとして使い勝手が良い。時々大きなイベントの時に極悪なスプレッドを提示していたが、一昔前よりは環境がよくなった印象。全体としてスプレッドもそこまで悪くない。
(スキャルピングは禁止事項に入ってます)
LIGHT FX
スワップ鞘取りなどに使われている。短期売買トレーダーが使っている報告をほとんど聞かないため、滑りスプレッド共に期待できない。キャンペーンがみんなのFXとナカーマ
サクソバンク
少し長めのデイトレーダーや抜け穴トレーダーが使っているのを稀に見かける。スプレッドや約定などはあまりよくないが、スワップや営業時間などが一般的な証券会社と違うなどの側面があり、開設していて損はない。
IG証券
ノックアウトオプションがあるなど、一般的なFX会社ではないサービスがある。短期売買で使っている人は少ない印象。CFDの取り扱い銘柄が多いため、FXよりも商品系で使用しているトレーダーが多い。
インヴァスト証券
EA(AI)で自動売買をするという謳い文句の会社。トレードランキングが公開されているが、一度エントリーされ放置されたAIアカウントしか上位に入っていない。裁量トレードをするメリットはない。
マネーパートナーズ
滑り、スプレッドともに良い評判を聞かない。短期トレーダーで使っている人は稀。この業者は勝てないと言う人もいる。一昔前にはこの業者を狙い撃ちでレイテンシーアービトラージをしているグループがあり、状況が悪化していると思われる。
FXブロードネット
ツールの使い勝手が悪すぎるため、短期トレーダーで使っている人は見たことがない。
外為ジャパン
スプレッドが広く約定が遅い。短期トレーダーで使っている人は見たことがない。
その他
これはネットで拾った情報なのでなんとも言えませんが、アイネット証券、外為オンライン、ひまわり証券が同じISホールディングス傘下とのこと。
スキャでも、儲けすぎでも、色んな理由で口座凍結の心配を考えると、スプレッドが広くてもくりっく365(大和証券、外為オンライン、岡三オンライン等)なら安心でしょうか?
くりっく365なら基本は安心ですが、まずは勝つことが大事なのでは?と思います。
練習段階ではスプ狭い業者でやったらいいと思います。LINEFXがいいと思いますよ。枚数制限とかも厳しいので。