FXトレーダーの種類知ってますか?

こんにちはにとばつです

今日はFXトレーダー界隈にはどんな人たちがいるのか?って話。

「億トレか億トレじゃないか…」

このローランド、FXのことなんもわかってねぇよ。。。

もし、その括りしか持っていなかった人はこの記事を読めばトレーダー界隈の様相がわかるようになります。

また、自分がなりたいトレーダーはどの種類に当たるのか考えてみてください。

FXトレーダーの種類

FXトレーダーの種類をわかりやすく分別した図です。過去にふさふささんが作ったものを引用しています。

ガチトレーダー

多くの人が目指している、チャート上で勝とうとしているトレーダー。

そのうちSNS上などで確認できる億トレの多くは秒スキャ、分スキャ民です。

デイトレ・スイングで勝っている人も存在していますが、商材屋との判別が難しく、GMOクリック証券のトレードアイランドなどで確認できる人しか、真実はわかりません。デイトレ、スイングで本当に勝てているのなら、枚数さえ上げていけば100億も夢じゃないため、中途半端な利益だと、「なぜ?」となってしまいますし、多すぎると「はいはい嘘乙」となります。それくらい本物が少ない世界です。

抜け穴トレーダー

一般的にあまり認知されていないが、勝ち組トレーダーで、金額も人数も多い。

アービトラージ(裁定取引)などを利用する人やシステム勢と呼ばれる人の一部。価格差などを利用して利益を取るトレードで、この方法自体は至極真っ当なトレードです。たまにエラーのようなレートを出したりする商品や業者を見つけて狙い撃ちしたりします。FXは相場参加者が多いため、このようなことはほとんどなく、株式や仮想通貨のほうがやりやすいですが、どの相場にも常に一定数存在しています。

トレーダー風の商材屋

トレーダーの心の弱みにつけこむクズです。トレードで本当に勝てるなら数万円や数十万円なんて安い金額になってしまいますから、本物の情報だと思い込ませて言葉巧みに詐欺を行います。日本人が投資に対して悪いイメージを持っているのは、このクズどもがいるためです。後半にテンプレ詐欺師の見分け方を用意しておきますので、だまされないようにしてください。

業者が嫌うトレーダーとはどんなトレーダー?

ちょっと話を戻しますが、勝てるトレーダーの中にも種別があります。

特に重要なのが、業者が嫌う(凍結対象)トレーダーとはどういう人たちなのか。

ここら辺も理解しておくと、よりトレーダー界の理解が深まるのではないかな?

システムトレーダーは早く凍結したい…。

彼らは、ほとんど表舞台に出てきません。やっていることの多くは「聖杯」に近いトレードです。そして、業者から最も嫌われるトレードである可能性が高いです。彼らの一部は本質的にトレードをしていません。「抜け穴」の言葉通り、裏技で利益を抜いている状態です。(過去にあったPayPayのイベントで、全額無料が当たるまで繰り返し返品する当選手法をやってるイメージ)そのため、口座凍結されることが前提で、他人の口座を借りる=借名口座でトレードをしている場合もあります。口座を安くたくさん集め、とりっぱぐれなく出金できるかどうかが勝負になっています。

業者は裁量秒スキャとシステム取引を見分けられない…。

最近、僕ら裁量秒スキャとシステムトレーダーの一部が行っているトレードにおいてエントリー位置が酷似してます。

業者としては、「トレードを行っていない」システム勢をなんとかして止めたいという思いがあります。それを見越したシステムトレーダーたちも技術を向上させ、裁量秒スキャと似通わせたトレードにすることを目標にしています。(わざと負けたりしてカモフラージュすることも…)

新規口座開設時に小さい取引枚数なのに、早い段階での凍結報告が散見されるようになったのも、システムトレーダーが秒スキャトレーダーに雲隠れするようにしているためだと思われます。

ここに書いたシステムトレーダーと業者の凍結は昔からいたちごっこで、相場のボラティリティが収まるまで永遠に続きます。ボラティリティが収まればシステムトレーダーも稼げなくなり去っていきます。そのころには秒スキャの人たちも食えなくなるので同じ運命です。結局やったもん勝ちかよ…って思ってしまいますが、世の中なんてそんなもんでしょう。

僕は裁量秒スキャをやってきたからシステム勢によって利益が圧迫されてしまうのは悔しいですが、彼らもまた利益を取るためにシステムトレードを極めてきたわけで、道は違えど同じ穴のムジナだなという見方をしています。

裁量抜け穴って?

一番書くことを躊躇うところですが、有名どころでいうとBNF, Cisさんの「ジェイコム誤発注事件」です。

担当者が1株51万を、51万株1円と打ち間違えたことが原因で、株価が急落したところをBNFさんが大量購入したという事件。

ジェイコム事件の時Cisさんは、この取引が無効とされないように他の株式を大きく取引してこの利益がなかったようにされないように対策したりしたそうです。

また最近でいうと「OANDA事件」がそんな感じです。OANDAがレートを間違えて配信。僕は売建で利益を出し、cisさんのように取引無効にされないようにしたかったのですが、いい案が思いつかずそのまま出金しました。

結局OANDAは返金要求し、イメージダウンを選びました。この辺は業者や場合によって対応が全く異なってきます。

数か月もあとだったので、さすがにびっくりしましたが、まぁ仕方ないかなと思ってます。

こういう抜け穴は、FXだけでなく、株、債券、商品、仮想通貨、不動産、トレカなど価格のつくものにおいて、複数の市場(業者)を確認し、値動きなどの傾向や市場などに対して値付けや値付けの仕方が間違っていないか?と、一生懸命探して、ようやく数個見つかるというレベルです。1つ見つかるだけで、億を稼ぎ出す可能性も秘めており、これに注力しているトレーダーもいます。こういったトレード自体を「アービトラージ」と表現する場合もあり、トレーダーの役割でもある、市場に流動性を提供し、価格を適正に推移させることの一つであるため、業者としても必ずしも悪と言い切れないトレードです。

ここまで読んでくれた人、いつもありがとう。

僕のYoutubeライブで毎回「チャートを見ることだけがトレードじゃない」って言っている意味が少しわかったのではないでしょうか?

そしてあなたはどんなトレーダーになりたいと思いましたか?

僕は秒スキャトレーダーになれました。次のステップとして秒スキャ、デイトレーダーと歩みを進めていくつもりです。応援よろしくお願いします!

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